Dota2 ~ビューワーガイド~
『ドータ2』はeスポーツの世界最高賞金総額タイトルであるマルチプレーヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)です。本ガイドはゲームの観方やオンライン視聴方法について紹介しています。
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ドータ2(DOTA2)は元祖マルチプレイヤーオンラインオンラインバトルアリーナ(MOBA)であるドータ(ディフェンス・オブ・ザ・アンシェント)の最新作です。5人対5人で広いマップの中を縦横無尽に駆け巡り相手のタワーを破壊しながら、最終的にアンシェントと呼ばれる基地の中にある建物を破壊する事を勝利条件としています。ドータ2はカウンターストライク:グローバルオフェンシブと並ぶeスポーツのメジャータイトルであり、年に一度開かれる「ザ・インターナショナル」(TI)は賞金総額がもっとも高い国際大会であり、世界的な知名度があります。
ドータ2は世界的に知名度が高いeスポーツ・メジャータイトルのなかの1つです。5人がチームとなり、それぞれのプレイヤーが違う特徴や能力を持ったヒーロというキャラクターを操作し自陣のアンシェントと呼ばれる建物を相手チームに破壊される前に破壊する事を目的としています。それを果たすために、ヒーローピック(操作キャラクターを選ぶ)でチームとして相手のヒーローを倒すことに特化した組み合わせにするのか、建物や他のことに特化したピックにするのか、いずれにせよ相乗効果のあるピックが勝利のカギとなります。 チームとしての相乗効果を上げるためにも各プレイヤーは様々な方法で経験値を稼ぐことでレベルを上げ、ゴールドを稼ぐことでアイテムを購入しヒーローを強化します。ドータ2は2011年にリリースされて以来eスポーツの世界でeスポーツの巨人と言われるまでになりました。ドータ2を「巨人」に押し上げたのが、毎年開催される世界的なトーナメントである「ザ・インターナショナル」の賞金総額の大きさは毎年更新され続けています。
MOBAとはマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナを省略した単語であり、このジャンルでは主にマップ上に3つのレーン(路)があり、それぞれに防衛拠点が設けられています。レーンは自分と相手の基地をつなぎ、レーンではないマップはジャングルと呼ばれ中立クリープ(モンスター)が点在しており、倒す事でゴールド、経験値、特殊効果を得る事ができます。100体以上いるヒーローの中から、相対する2つのチーム計10プレイヤーが思い思いのヒーローを選びます。豊富な数のヒーローとそれに組み合わせられる様々なアイテムを購入したり作ったりする事ができ、それが色々なスタッツ(操作キャラクターの能力)に影響を及ぼしヒーローによっても変わってくるのがドータ2の大きな特徴です。MOBAというジャンルは「ドータ」から始まっていて、ユニークなゲームプレイはいつもどこか違い、ダイバーシティのためなのか比較的新しさを感じさせてくれます。ドータ2でさえ、他のMOBA系よりは少しマシかもしれませんが、前作のような低迷期を過ごしました。 このゲームの目的は相手チームのアンシェントを破壊する事であり、相手ヒーローを倒すのは目的を果たすための手段であり、目的自体ではありません。しかしながら、チームファイトとソロキル(1対1で相手を倒す)などは、内容をより面白くさせている事実でもあります。MOBAに登場する全キャラクターには基本攻撃力と4種類のスペル(魔法)が備わっています。3つのスペルはプレイスタイルに合わせた使い方をし、残る1つは状況を変えられるほど強力な威力を持つスペルで別名“ゲームチェンジャー”とも呼べます。ドータ2はたくさんのヒーローがそれぞれ独自のスペルを持ち、どのヒーローともかぶらないことでも有名です。 もちろん、一部のスペルの効果や威力が似ている場合が起きますが、それが見つかった場合は直ぐにパッチ更新時に独自性を持ったスペルに変更されていきます。マップにもAIが操作するクリープウェーブ(複数のモンスターが時を置いて集団で相手基地へレーンを通って攻めていくさま)が出現するので、これらを倒すことで経験値やゴールドを稼ぎます。また、クリープウェーブは主な収入源として、レベルアップとより強力なアイテムを買う、または作るためのゴールドを確実に手にすることでヒーローを強化します。プレイヤーが所属するラディアント側(マップ左下)でもダイアー側(マップ右上)でも相手のクリープウェーブと遭遇しますし、ジャングルにも中立クリープがいます。
現在プレイできるヒーローは全部で119体いて、だいたい毎年2体か3体新しいヒーローが追加されます。
ドータ2にはゲームをプレイする事で得られるスキンとスチームのマーケットプレイスで売買されているスキンを得る方法があります。毎年開かれるドータ2の世界大会である「ザ・インターナショナル」が開かれる際にバトルパスが販売され、購入すると新しいゲームモードが追加され条件をクリアしたりバトルパスのレベルが上がると新しいスキンをもらえます。
ドータ2がドータに取って代わる際に多くの初期ヒーローを引き続き登場させましたが、良くも悪くもドータ自体がブリザード社のゲームタイトル「ウォークラフト」のモジュールから派生したこともあり、ヒーロー達もウォークラフトに出てくるキャラクター達がベースになっています。多分にウォークラフトの知名度とつながりでたくさんのプレイヤーを呼び込む原因となり、派生といえど新しいストーリーが生まれたことから バルブ社の続編リリースは正しかったでしょうし、このタイトルの成長を喜び応援していくべきだと思います。以上を踏まえた上で、ドータ2は色々な面でユニークであり登場するヒーローやアイテムと同様にたくさんのプレイスタイルがあり、チームの方向性とは別にプレイヤー独自のプレイスタイルを追及することも可能です。「バイバック」システムは所持金で早く生き返ることができ、一定の状況下で重要な役割を果たします。ゲームが進行するとバイバックのコストも上がり、いざという時に使えない場合も多々あります。
ドータは元祖MOBAでありながら、eスポーツの元祖ではないかもしれません。しかし、このタイトルはeスポーツの世界で多くのファンを獲得しティア1の座まで登りつめました。もしあなたがまだプレイした事がないのであれば、何事にも「初めて」ということがあるので躊躇せず試してみてください。ゲームの端々を少しずつ理解できるようになれば、後はそこまで難しくなく遊んだことを後悔しなくなります。自分自身が遊ぶにしても、観戦するにしても、ベッティングするにしても、もう少しドータ2について知りたいと思ったら是非本サイトのガイドを参考にしてみてください!
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