ストリートファイターVを含む他の格闘ゲームにはフレームというものがあります。これは漫画やアニメなどで言うコマに似ています。キャラクターがコマンド入力タイプや溜め技タイプに関わらずフレームでコマンド操作にかかるほんの短い時間を認識して、必殺技やその他アクションを出しています。フレームは格闘ゲームにおいては1/60秒=1フレームという単位で解釈されています。例えば「波動拳」の↓↘→などは通常下にレバーをもっていくとしゃがみますが、レバーを素早く動かすとキャラクターが反応していないように見え「波動拳」を繰り出しますよね?これがフレームに関わっています。このフレームを知ることによってどのタイミングでコマンド入力をすれば良いのか、キャンセルコマンドなどのタイミングにも大きく関わってきます。 ストリートファイターVには先行受付と呼ばれるシステムがあり、ボタンさえしっかりと押せば攻撃が繋がり易くなっています。このフレームは非常に短い間でカウントされますので、キャラクターの細かい動作を見ながら次のボタンを目押しするのも有効にフレームをカウントできます。目が慣れるまでトレーニングモードを利用して練習するのがオススメです! これはコンボを出す時に必ずと言っていいほど使うコマンドです。大体の場合一度繰り出した攻撃は相手がダメージを受けたかどうか関係なく出ているので素早く次の攻撃へつなげることができ、結果的に連続攻撃になりコンボとなります。これは先ほども紹介しましたフレームに関わってきますので、より分かりやすく理解する為にもネット上で動画などがありますので観て実践してみてください。キャンセルコマンドを利用する事で相手へ連続攻撃できるだけでなく、相手が反撃するのを阻止する事にもなったり、ガードの甘さを誘い出す事もできるので非常に有効な手段です。例えば影ナル者や豪鬼などはVトリガーで地上強攻撃やEX必殺技にキャンセル攻撃ができ、これはより強力なコンボ攻撃になりますので、上手く使えれば勝率が上がりますので、活用しないてはないですね! ストリートファイターVだけでなく、歴代のストリートファイターシリーズやほとんどの格闘ジャンルは1プレーヤーが左側、2プレーヤーが右側です。位置だけで言ったらこのゲームでは1プレーヤーが左側(右向き)でほとんどの場合、この位置の方がほとんどの人にとって操作しやすい立ち位置になります。必殺技表のコマンドも右向きを基本として表示されているという背景にはやはり大多数の人にとって右向きから始める方がコマンド入力でもやりやすく、対人戦でなくとも対コンピューター相手でもずっと右向きから始める為慣れているからかもしれません。また、マッチの最中に端に相手を追い込むのは自分にとって有利に戦いを運ぶことができますが、逆に追い込まれた時は多少危険を冒してでも前に向かってジャンプして抜け出すか、もし使っているキャラクターがダルシム、ベガ、豪鬼、影ナル者など瞬間移動的なアクションができるキャラクターは直ぐに端から抜け出す事をオススメします。投げ技が得意なキャラクターを使っていれば端に追い込まれても比較的回復できる機会はあります。例えばザンギエフでしたら相手が近寄ってくるタイミングで投げ抜けができない必殺技のスクリューパイルドライバー、シベリアンエキスプレスや「波動拳」などの飛距離を避ける事もできるダブルラリアットなどで相手の攻撃を封じ込めた、投げ技で抜け出せる反面ジャンプで端を切り抜けるのはあまりオススメできないです。繰り返しになりますが、この鬼門ともいえる位置は勝敗に大きく関わってきますので簡潔にいいますが、もし相手に勝ちたいのであれば端に追い込んでください。逆に追い込まれた時は必ず抜け出してください。これを終始徹底する事で勝率が上がる事はあっても下がる事はないと言っても過言ではありません。 キャラクター毎に強パンチか強キックを相手側がしかけてくる攻撃のギリギリ手前でこちら側の攻撃が先制判断された時に発生する特殊技です。これが成功するとVゲージが増加します。クラッシュカウンターを受けた相手は通常よりもよろけるか倒れるので、もしよろけた場合は積極的に次の攻撃へつなげましょう。これはタイミングが重要になってきますので決めるのが簡単ではありませんが、上手くタイミングをつかめれば相手の技を含む攻撃を封じ込めて反撃できますが、いつ攻撃してくるか読まなくてはいけないのでそれなりの高度な動体視力や勘が求められます。逆に相手も同じことを考えているので逆手に取られる可能性もある事を忘れないでください。強パンチ・強キックは繰り出した後スキができるので乱発するのはオススメできませんし、弱パンチ・弱キックの様に直ぐに次の態勢に切り替えアクションを起こせるわけでもありませんので、気を付けてください。 ストリートファイターVではキャラクターモード、サバイバルモードなどのオンライン対戦で得たファイトマネーを消費する事でキャラクター毎の固有のアレンジコスチューム、カラーコスチュームやステージが購入できます。その他にもファイタープロフィールのカラーやテーマを購入でき、オリジナルのカスタマイズができますので見るだけでも彩どりがあり、プレーにもハリが出る事間違いなしです。マッチなどで負けが続いている時やランクで壁に当たった時に気分転換などに訪れると気分をリフレッシュできたり、次のファイトへのモチベーションを上げる動機にもつながるかもしれません。 ストリートファイターVにはオンラインで世界中のプレーヤーとマッチを行う事ができます。ランクを上げていくに際しリーグポイントというのが大きく関わってきます。マッチを行い勝つとリーグポイントが入り、負けるとリーグポイントを失います。勝ちを増やしていきリーグポイントが溜まっていくと同時にランクが変わってきます。また、自分よりも格上の相手とマッチして勝つと通常よりも多めにリーグポイントをもらえます。このリーグポイントはランクマッチでのみ取得できますので、他のモードでは発生しません。下記にポイントと称号を表にして載せますので、参考にしてください。もしリーグポイントに関係なくキャラクター練習をしたいのであればカジュアルマッチでプレーしてください。勝っても負けてもリーグポイントの増減はありませんが、対人戦という意味ではそれなりに良い経験になると思います。 リーグ名称 リーグポイント 要ランクアップポイント ルーキー 0~499 500 ブロンズ 500~999 500 スーパーブロンズ 1,000~1,499 500 ウルトラブロンズ 1,500~1,999 500 シルバー 2,000~2,999 1,000 スーパーシルバー 3,000~3,499 500 ウルトラシルバー 3,500~3,999 500 ゴールド 4,000~5,499 1,500 スーパーゴールド 5,500~6,499 1,000 ウルトラゴールド 6,500~7,499 1,000 プラチナ 7,500~9,999 1,500 スーパープラチナ 10,000~11,999 2,000 ウルトラプラチナ 12,000~13,999 2,000 ダイヤモンド 14,000~19,999 6,000 スーパーダイヤモンド 20,000~24,999 5,000 ウルトラダイヤモンド 25,000~29,999 5,000 マスター 30,000~34,999 5,000 グランドマスター 35,000~99,999 65,000 ウルトラグランドマスター 100,000~299,999 200,000 ウォーロード 300,000以上 そして強い相手に勝つためにはやはり、独自のコンボ技を用意しておくと良いでしょう。コンボがあれば、攻撃を連続して繰り出すことができる上に早々に相手の体力ゲージを削る事ができます。また、ガードは基本ですが強いプレーヤーはほぼ必ずと言って良いほどガードが得意です。前回のガイドでも紹介しましたが、始めたばかりの人たちや久しぶりにやる人たちには少々混乱する時がありますので再度念を押しておきますが、中パンチ・キックなどは上段するように基本地上攻撃はしゃがみ(下段)、空中からの攻撃は立ち(上段)でガードしてください。体力ダメージの残存は勝率へ大きく関わってきますので、意識してみてください。また、コンボはキャラクター毎や近距離・中距離・遠距離などで組み合わせが違ってきますし、ネット上でも色々なサイトで組み合わせを紹介しているので参考にもできます。ですが、やはり一番良いのは自分で組み合わせて編み出したコンボだと状況や使い分けがしやすいと思います。中には相手を高く吹っ飛ばして地上に落ちてくる状態でコンボを決めかなり相手の体力を削る強力なプレーヤーもいますので、併せて対処法も動画を観るなり練習するなりで予防できると良いですね!ゴールド当たりまではやり方次第でいけるかもしれませんが、ランクが上がるごとにたいていの場合は強豪プレーヤーがうじゃうじゃ出てきますので練習だけではなく運やタイミングも大分ものを言うようになってくるかと思います。その場合は気分を落ち着かせる為にも、他の事をしてみたり強いプレーヤーや自分のプレーを観直してプレースタイルを改良するのもランクを上げ続けていく上では良いと思います。何せ、国内だけではなくオンラインでは世界のいたる場所にいるプレーヤーと戦うのですから一筋縄ではいかないのが普通だと始める前から言い聞かせておくとティルトプルーフになりますよ。 ストリートファイターVを含む格闘ゲームはリアルな総合格闘技と似たような感覚に陥る時があるかもしれません。他のジャンルのゲームでも負けるとストレスを受けたりティルト現象に陥る場合があったりますよね。格闘ゲームは1試合が比較的早く終わる為、勝てば気持ちは良いかもしれませんが負けが続くとどうしても次第にイライラしてくる場合があります。ましてや、特定のキャラクターまたは対人戦における特定プレーヤーだとどうしても食い下がってしまう時があるかもしれません。他のゲームも似たような感じかもしれませんが、イライラした状態では相手の思うつぼでこちら側が繰り出す攻撃も相手に読まれてしまうかもしれません。ましてや負けこんだ時は思考が十分働かないので状況が悪化していくだけです。特に格闘ゲームでは画面に二人しか映し出されず、勘の良いプレーヤーでしたら焦りなど動きで分かるかもしれません。こういう時は先ず休憩をする事をオススメします。一度ゲームから離れて他の事をした方が気分が落ち着くかもしれません。もし、どうしても頭から離れないようでしたら他のプレーヤーのプレーを観るなり自分が負けたシーンを観直してどうすれば良かったか研究するのもありです。他のゲームでも同じですがティルトは悪い事があっても良い事はあまりないので、上手く対処する方法を身に付けるとランクマッチを行う際にも良いでしょう。 ストリートファイターVは格闘ゲームの元祖ともいえるタイトルでかなりのプレーヤーが国内・国外を問わずたくさんの人が遊んでいます。コンボはもちろん際立つ様々なキャラクターを操って必殺技を決めるのが醍醐味です。オンラインで他のプレーヤーとマッチを行う事ができるようになると様々なプレースタイルを持つ相手とマッチをします。中には不快なプレーをするプレーヤーもいますがその場合はその手にのらず投げ返しなどで切り抜けてください。重要なのは楽しく遊ぶ事ですのでもしボイスチャットなどのマイクをオンにしていたりした場合はオフにすれば大丈夫です。 ストリートファイターV~プロガイド~
フレームについて
キャンセルコマンドは脱初心者の証
戦略位置
クラッシュカウンターを上手く使おう
気分転換にショップで息抜き
ランクを上げるには?
気分転換も忘れずに!
楽しく遊びましょう