カウンターストライク:グローバルオフェンシブビューワーガイド

カウンターストライク:グローバルオフェンシブ~ビューワーガイド~

どうやって観る?

ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)は比較的観やすいです。カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(CS:GO)は初めて観る人やゲームをやった事ない人にとってもそんなに難しくないようにできていますが、他のゲームもそうですが一見だけで全てを理解できる訳ではないかと思いますので本ガイドで捕捉する事でより観やすくなれば幸いです。ゲームの目的はシンプルです。アクション映画やドラマのように銃、ナイフ、正義と悪のどちらかが勝つという王道的かつたくさんの人が好きなジャンルがゲーム化したような感じで理解してもらえれば良いと思います。これらを踏まえたうえでeスポーツを観る時にいくつか留意してほしい事があります。主にビジュアルエイドなど使いやすい機能などについていくつか紹介します。

ストリームで流れているのは?

画面表示についての話になりますが、これらは何も知らずにただ観てるだけだと邪魔になると感じるものや何を観れば良いのか分かった方がゲーム内で何が起きているのかが理解でき、面白さが理解できるようになります。スクリーントップに表示されるのはどのチームが対戦しているかを表し、ラウンド数、ラウンドの回、スコアやラウンドの残り時間も周辺に載っています。爆弾が設置された後タイマーが少し赤くなります。この意味は爆発までのカウント時間に切り替わっているという事です。左上のスクリーンはプレーしているマップのミニマップです。すでにマップについて熟知していたらあまり必要ないかもしれませんが、プレーヤーがどの位置にいるのか表示してくれますので知りたい場合は役にたちますが、必要ないという意見もあります。廃れてしまった理由の1つとしては個々のプレーヤーに色がついておりオブサーバーモードにすれば一人称視点でプレーヤーが壁越しやその他遮蔽物越しでも見えるようになり、それが別のプレーヤーに切り替えたとしても同じように映るからです。また画面の左右には両チームが分かれ個々のプレーヤー名が表示されています。薄い金色がテロリスト側で薄い青色がカウンターテロリスト側になります。一人につき一本ついており、ノーダメージの場合はフルで色がついていますが、ダメージを負うごとに色が減っていき、ゼロになるとプレーヤーステータス自体が薄くなりスカルマークが表示されます。あまり意味がないように見えて実はたくさんの情報が載っています。それぞれのプレーヤーのエコノミーが表示されていて各自がどれくらい持っているのかが分かります。これはプレーヤーがどれくらいの武器や装備を揃えられるか分かり、ひいては勝率に影響を与えます。またキルアイコンというラウンドで何人倒しているのかがマッチ開始時や相手を倒したりする時に体力ゲージの横からスライド表示されますますので、誰が何人倒しているのか忘れてしまった場合に見る事ができます。それから武器もどのプレーヤーがどの銃を持っているのかが分かります。これで両チームが持っている武器によってどの様なゲームが展開されるのかが分かるかと思います。もし武器や装備がどのように作用するか、または相性などについてあまり詳しくなければこれを覚えていれば簡単です。武器が大きければ大きいほど火力が上がり大体脅威になり易くなります。ですが、所詮武器ですので、扱うプレーヤーの技量に大きく左右されるので、もしプレーヤーも強く且つ武器も大きいのを持っていたら要注意間違いなしです。画面中央下はどのプレーヤー視点で観ているか表示されています。プレーヤーのキル数、名前、体力ゲージ、アーマー、弾数や現在の状況を表しています。特に重要というほどでもないですが、今観ているプレーヤーの詳細情報が一瞬にして分かるので知らないよりは知っていた方がチームの形勢が理解できより楽しめると思います。ビジュアルエイドは分かりやすく直感的ですが、ストリームを観ている以上、やはりアクション自体を目的としているかと思います。知っておいて損はないですが、知らなくても心配しないでください。大体大きなトーナメントやイベントではこれらの事を分かり易く示してくれます。

キャスターやアナリストについて

CS:GOを観るときは大体キャスターのナレーションを聞きながら観るのが一番良いかと思います。盛り上がる瞬間や、通常と違うような事が起きた時などを教えてくれたり、聞いていると色々な事が学べます。全キャスターがカウンターストライクシリーズの様々なシリーズについて熟知しているので言っていることは大体信じて良いと思います。キャスターは視聴者と同じ画面を同時に観ながら解説し、色々な表現を使うのでそれがキャスターのすごいところですね。キャスターやアナリストはエンターテインメントの面だけではなく必要な知識を提供してくれるので良く聞いていれば理解が早まります。大会の休憩時や合間が少なくありません。その時間帯にゲームのハイライトやその他盛り上がった場面を掘り下げて解説してくれますので、よく聴いているとより視聴しているマッチについて理解ができるかと思います。

分からない専門用語について

時々キャスターの解説中に分からない単語がでてくるかと思いますが、それはまだeスポーツを見始めたばかりで分からないのは当たり前ですので心配しないでください。ストリームをこれから観る人には観る前に一度前もって知ってほしい単語をがいくつかあります。

  • フラグ(Frag)-倒された時(キル)によく使われます。キャスターがカウンターテロリスト(特殊部隊)とテロリストの拠点を交互に映している時やマップ上でどうやって倒されたのかについて解説したりする時にもよく耳にします。
  • モリー(Molly)-モロトフ、または火炎瓶です。よくキャスターがモリーと言っています。
  • キャスターは他にもコールアウト(Callout)でヘヴン(Heaven)、ヘル(Hell)、キャットウォーク(Catwalk)、ステアーズ(Stairs)、ロング(Long)や チェッカーズ(Checkers)と言います。これらはマップの特定の場所を指しているようですが、マップによって場所が違いますので決まってはいません。ネットでマップ毎に調べてみてください。
  • エコラウンド(EcoRound)またはセーブラウンド(SaveRound)はそのラウンドにチームが武器や装備を購入しない場合に言われます。その逆はガンラウンド(GunGround)またはバイラウンド(BuyRound)と言われています。
  • ウォールバングはFPSでは共通語で壁を撃ち抜いて相手を倒した時です。
  • ワンウェイスモークは一方通行のスモークで片方から見えて片方から見えないバグのような存在です。段々この様な現象は少なくなっていますが時々見受けられます。
  • エース(Ace)-エースはあるプレーヤーが他チームを一人で全滅させる事ができるプレーヤーです。
  • クラッチ(Clutch)は3対1など形勢が明らかに悪い時に逆転させたプレーヤーの事を指します。
  • ピーキングとは一瞬のぞき込む行為を指します。例えばAWP使いがいないか確認したり、素早く移動して遮蔽物から出てまた隠れる事で相手を誘い出す行為や、場所を抑える際に相手がいないか偵察する行為でもあります。

ピークには種類が幾つかあり、身体の部分が一部出るエルボーピーク、ショルダーピークとボディピークがなどあり、これらは相手の攻撃を誘いだす為のおとり行動です。ピーキング行為によって相手の居場所を晒し、再度配置を変えざるを得ない事で自チームの配置が相手に察知されにくくなり数的優位を作る事ができます。スピードピークも似たような目的で行われますがもう1つの目的はスピードによります。ジグルピークもおとり行為で、相手に発砲させて位置を晒します。スローピークはスタンやスモークなどユーティリティのカバーを受けている時に使われます。徐々に動くことで相手に察知されにくく、銃撃を受けずに相手に仕掛ける事ができます。ファストピーキングというのは無暗に素早く覗き込む行為を指します。自分は相手がどこにいるか分からないですが、相手は半分くらいの確率であなたがどこから出てくるか分かっているので比較的リスキーな行為です。言い方はこのゲームにおいて一番大事な訳ではありませんが、キャスターの解説を聞くうえである程度知っておいた方が内容をより分かり易く理解できるかと思います。少しでも役にたててもらえると嬉しいです。

アクティブマッチがない時は何が起きている?

大会などプロフェッショナル達が参加するイベントにはオープンシーズンとオフシーズンがあります。CS:GOには他のeスポーツにはない様々なイベントがあります。キャスターは空いている時間を使って、現在のマッチかチームプレーについて解説をします。この時間帯は休憩やスナックなどを食べ、一息ついてりして次のセッションに備えてください。時々この時間帯にアナリストが前の試合などの分析をしたりプレーヤーインタビューが行われたりします。この時間帯を観るも観ないも個々人の判断ですが、プロシーンについて知ることができたり、次のマッチを知ることができたりしますので1度観るのもオススメです。また時々リプレーや動画を出しながらキャスターやアナリストが視聴者に分かりやすい解説をしたりします。一番多いのがマップスコアかトーナメント参加チームについての情報が掲載されます。残念ながら、この時間帯は何かについての説明があまり多くはないですが、キャスターが時々ゲームについて面白い話をする時もあります。たくさんのキャスターが個性的な決め台詞を持っていて、色々な意味で分かると面白い時があります。他にもプレーヤー同士がマッチしている時の映像が流れたりしますので、ゲームの状況だけでなく選手の表情などが映され雰囲気がなんとなく分かると同時にプロのキーボード操作など細かな部分が流れ、興味がある人にとっては絶好の機会かもしれません。一度流れたらそれぞれのプレーヤーの表情を見比べてみるのも面白いかもしれません。

マッチが行われている時

ゲームプレーについてまだちゃんと紹介していませんでしたが、オブザーバーは一人称視点でプレーを観る事になります。その方が何が起きているのか分かりやすく個々のプロがやっている事が分かりやすいですが、一部の視聴者には画面酔いを起こしやすい場合もあるかもしれませんので、その時は無理して観続けないで下さい。プレーヤーが残り一人にならない限り画面は常に別プレーヤーに切り替わります。ビューワー視点からですと一人称視点でグレネードを投げた時の射線が表示されると同時に、プレーヤーが被弾した時にヘッドショットを除いて下半身または上半身が赤く表示されますので、後どれくらい体力があるのかが分かります。これらの表示は視聴者に分かりやすいようにしているだけであってプレーヤー達は決して見えないようになっています。これはガンファイトを違う視点で見せてくれると同時に相手側の体力や状況も画像を通して教えてくれます。集団戦が起きた場合は、大体三人称視点でマッチが中継され、それぞれのプレーヤーが誰と対峙しているのか、銃口を誰に向けているのかなどが色線で表示されます。集団戦や混戦は最初は何が起きているのか分からないかもしれませんが、慣れてくれば面白い上にあまりおきないので、もしおきたら見逃さずに観てみましょう。プレーヤーがどの様に動いているのか全体の流れが観れてどの様に終わるのか大体分かるようになります。個々の動きなどを観ていれば次にどのような動きが起きるか大体分かります。

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本ガイドはCS:GOの観方について紹介しました。FPSはストリームの中でも比較的観やすい部類ですので、比較的入りやすいと思います。eスポーツ全般で言える事ですが、これらのストリームは大変面白くできており、見飽きない場面が多く起きますので興味がありましたら一度お試しください。動画を観てからプレーするのもありですよ。当サイトにはそのガイドもあるので、是非ご利用ください。

 

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Katsuhiro

2020年 4月 30日

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